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人工知能の最適化スタートアップ企業「SOYNET」、グローバル向けソフトウェア基盤のAI推論加速器プラットフォームリリース

2022-05-20    hit . 59806


(SOYNET社のモデルマーケットのキャプチャーイメージ)

2022.05.19 21:41

人工知能の最適化専門企業であるSOYNET(ソイネット)社がグローバル市場への進入のための「グローバル・モデルマーケット」を5月19日リリースした。

SOYNET社は2018年設立以後、POSCO社、HANHWA社、SecuLayer社、シンガポールのSANFinity社など、
国内外の多数の企業にAIソリューションを供給している。

特に、2019年「Slush(*世界のスタートアップ企業イベント)」でグローバル100大スタートアップ企業として選定、
2020年CIO Advisor APACで最優秀AI企業として選定、2021年はTIPS(*韓国政府のスタートアップ・ベンチャー企業支援プログラム)に選定されて、
現状はソリューションの高度化に力を尽くしている。

グローバルモデルマーケットは、ソフトウェア基盤推論加速器プラットフォームである。
加入(登録)方法は、顧客の必要に応じてSOYNET社の技術を活用できるように、
サブスク型無償会員/ スタンダード会員/ プライベートモデル保有企業のためのエンタープライズ会員で区分されている。
SOYNET社はこれまで蓄積してきたSOTA人工知能モデル関連のデータを今回のモデルマーケットの登録顧客に無償で提供する予定である。

現状GitHub(ギットハーブ)に85%以上オープンされた公共モデルを基に、特定データの学習を通じて人工知能ソリューションを開発企業であれば、
グローバルモデルマーケットのスタンダードサービスのサブスクでGPUハードウェア費用の1/3を節減できる。

今後SOYNET社はグローバルSOTA人工知能300種以上をベンチマークして、自社の推論フレームワークに搭載することを目指している。
グローバルモデルマーケットの利用はSOYNET社の専用ホームページで出来る。

SOYNET社の技術戦略常務のオム・ドンウォン氏は、「推論最適化(Inference Optimization)との市場セグメントが本格的に開かれている。」とし、
「モデルマーケットは急を要していたグローバル進出に影響を与えるだろう」と述べた。

一方、SOYNET社は2019年韓国の京畿革新センターの「K-Challenge Lab」に選定されて、
主管機関である京畿創造革新センターの事業化支援、メンタリングなどの専門個別支援を受けて、
去年は当センターがSOYNET向けで直接投資も完了している。



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ソース:韓国『人工知能新聞』 http://www.aitimes.kr/news/articleView.html?idxno=25076