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医学・工学博士4人が創立した人工知能心臓診断スタートアップ「DeepCardio」、ソフトバンク他シリーズAで40億KRW誘致に成功

2022-02-21    hit . 59889


(左側から)共同代表であるW.I.CHOI(チェ・ウォンイック)氏、D.H.KIM(キム・デヒョック)氏、Y.S.BAEK(ベク・ヨンス)医学CTO、S.C.LEE(イ。サンチョル)工学CTO

2022.02.17 16:48

人工知能心臓診断ソリューションスタートアップDeepCardio社はベンチャー創業及び研究技術の臨床価値を認められ、
ソフトバンクベンチャーズとイリパートナーズ社から40億KRW規模のシリーズA投資誘致に成功したと17日に発表した。

人工知能で心臓で診断するDeepCardio社は
2020年情報通信工学科・コンピューター工学科・心臓内科出身の教授が共同で創立したベンチャー創業である。

創立初期から博士同士でマスコミの目を引き、2021年3月には技術保証基金テックベリー企業にも選定された。

心臓関連疾患に対する人工知能技術融合に強い彼らは従来の心電図検査では診断が難しい発作心房細動を
ディープラーニングを活用した予測記法で正確に診断する技術を持っている。
特許名は「ディープラーニングを用いた正常sinus rhythm心電図状態に置いての発作心房細動予測方法 」である。

DeepCardio社のY.S.BAEK(ベク・ヨンス)医学CTOは、
「心電図検査にて震えが認められた場合、心房細動と診断することもあり得るが、この検査で心房細動を発見できる確率は1~1.5%に過ぎない」、
「従来の心電図を通じた心房細動診断はたった10秒内の心臓リズムを観察するためその限界が明確であり、
発作心房細動の予測はとても難しい」と説明した。

また、「ディープラーニングを用いたDeepCardioの人工知能心電図診断技術では
発作ではない正常心電図検査でも10秒間の心電図信号だけを用いて心房細動の進捗状況を予測し
患者の診断や治療に大きな役割を果たしてくれると期待している」と述べた。

現在、全てのウェアラブルホルターやスマートウォッチは心房細動の発見に焦点を当てている。
逆にDeepCardio社は単純12リード心電図を用いて発作ではない時にも不整脈を予測する。
これは従来の技術とは差別化された革新的な技術である。

DeepCardio社は21年末から韓国の主な大学病院10カ所とMOUを結び、多数の臨床共同研究機関を確保するなど、
韓国最高水準の研究ネットワークを設けている。

DeepCardio社のS.C.LEE(イ・サンチョル)工学CTOは、
「最先端ディープラーニング技術を医療分野診断に成功的に適用した大した成果であり、
開発された技術は既存専門医の判断を代わるものではなく、
専門医も検出できない疾患を検出する新しいバイオマーカーの役割が可能だ」と強調した。

これを基にOne-class anomaly detectionを用いた心臓診断モデル、REAL NormalとPAC Normalラベリングアルゴリズム、
ECGイメージデジタル抽出方法と装置、人工知能基盤の心臓超音波判読モデル、
人工知能基盤の脳卒中予測モデルなどの特許出願を準備している。

DeepCardio社は以降、2023年からはシリーズB~D投資誘致を進め、2024年企業価値1兆KRWのユニコーン企業に選定、
2025年にはコスダック上場、2026年には海外法人設立でグローバル先端人工知能ヘルスケア企業への成長を目指す計画である。

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ソース:韓国『人工知能新聞』 http://www.aitimes.kr/news/articleView.html?idxno=24265