seoil e&m

2021.02.02 08:50

韓国語と英語、約70種の様々な声でAI声優の様々な個性を持っている役者キャラクターをキャスティングし、
台本を入力するだけでAI役者の顔の動作と表情、ジェスチャー等が生成されたビデオを容易くダウンロード出来るようにする計画。



ネオサピエンス社のAI音声合成のコア技術を通じて差別化された品質の人工知能声優サービス「タイプキャスト(Typecast)」が、喜び・悲しみ・怒り等の様々な感情表現が可能なAI声優キャラクター(チャング、ハウン)と、アニメーションを連想させる変わったキャラクターの声(スモーク)を2月2日発売した。

ネオサピエンス社は、クアルコム(Qualcomm)社とKAIST出身の音声及び自然言語処理(NLP)分野の人工知能の専門家チームが
2017年11月に設立したAIスタートアップ企業である。

韓国語と英語で約70種の様々な声を提供しているタイプキャストは、非対面時代の映像及びオーディオコンテンツの急速な成長と、このようなコンテンツが多く消費される時代のトレンドとかみ合って、去年の10月末、10万人の会員を突破した後3か月ぶりに20万人の会員を突破して、早く成長しているサービスである。

今回の感情表現の具現を通じて、使用者は 喜び・悲しみ・怒り等の様々で微妙な感情を、自分が欲しがる声に適用することだけではなく、
各感情の内でも様々なパターンを設定できる。これは即ち、自分のコンテンツの内容に合わせて、それぞれの感情中、違うパターンを容易く設定できる機能である。

既存の音声合成技術が情報の伝達にフォーカシングしたことに比べて、タイプキャストの人工知能声優サービスはディープラーニング技術に基づいて、専門の声優等の特定人の音声を学習して、様々なリズム、感情を表現することにフォーカシングする。

自然な音声を乗り越える技術で使用者のコンテンツの質を高めるために、今回の感情表現は専門の役者のような演技を可能にするトーンの声を披露する一番目の段階、と関係者は説明した。感情の表現が可能なキャラクターは、タイプキャストを代表し、使用量が多いいくつかのキャラクターを手始めに、これからより増える予定である。

実際、ネオサピエンス社は、先月開催されたCESを通じて、AI声優を乗り越えて人工人間、AI役者を披露する今年のロードマップを発表した。
すでに検証を受けたAI声優の様々な個性を持った役者キャラクターをキャスティングして、台本を入力するだけで、AI役者の顔の動作と表情、ジェスチャー等が生成されたビデオを容易くダウンロード出来るようにする計画である。

コンテンツの多様性のために、専門の役者のように豊かな感情表現が可能な声以外にも、マーベル社の映画で聞きそうな悪党の声も発売した。人の声を連想させる声優の音声だけではなく、様々なアニメーションで聞きそうな変わった声を追加して、使用者のコンテンツ制作の幅を広げようとする意図である。

ネオサピエンス社のCEOであるT.S.KIM氏は、“使用者が増えるほど、多くの使用者のニーズを反映してサービスを改善するために様々な声をライブラリーに追加している。実際、老若男女の声を全部使えるし、自由なリズムの調節だけではなく、感情の調節まで可能なことで、プロのコンテンツクリエーターたちが多く利用してくれている。”と言いながら、サービスの差別化について説明した。

一方、タイプキャストの自然なAI声優の声は、その技術の優秀性を立証されて、最近韓国最大の読書プラットフォームである「ミリの書斎」とも読書コンテンツに特化されたAI音声開発の協約を発表した。仮想の人間が遊び回るメタバースで活用されるコンテンツが大きく注目されている現状の市場で、ネオサピエンス社の究極的な目標は、AIを通じて具現された人工人間を様々な文化コンテンツで、誰でも接することが出来る時代を開くことである。

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