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光陽(クァンヤン)製鉄所、人工知能(AI)で「出鋼自動化システム」を具現

2021-08-17    hit . 60284




2021.08.13 17:11

POSCO(ポスコ)社の光陽(クァンヤン)製鉄所が独自技術で人工知能(AI)を活用した出鋼自動化システムを開発して、
スマートファクトリー製鋼分野で革新的な一歩を踏み出した。

AI基盤の出鋼自動化システムは外部技術に頼らず、最初からPOSCO社の独自技術で達成したところが最も注目を集めている。
出鋼プロセスは不純物を取り除く作業を通した溶銑を移送容器に移す工程である。

出鋼時に、溶銑の酸素や成分調整のための合金鉄投入時期と出鋼終了時期など、作業者による偏差が品質に大きな影響を与えるという課題点があった。
これを解決するために光陽製鉄所の製鋼部は、POSCO技術研究院、POSCO ICT、浦項(ポハン)工科大学校(POSTECH)鉄鋼大学院と協業を進めた。

この工程で作業を段階別に細分化して、条件別データを収集及び標準化した。後は標準出鋼パターンを導出して、
これを基に出鋼自動化を具現、作業の効率向上と品質安定化を達成したのは勿論、作業者の安全を大幅高めた。

光陽製鉄所の出鋼自動化が適用された2製鋼工場では、ボタン一つで出鋼設備を自動制御できる。また、導出された出鋼パターンを基に
合金鉄及びスラグ留出防止のためのDart投入時点を判断して出鋼終了まで自動化されて作業者による偏差を縮めることになった。

また、人工知能の映像認識技術を通じて、出鋼過程を直接目で確認しなくても高温作業による危険検知ができるようになった。
このソリューションはAIが映像を分析して危険を自動的に検知して、特に高炉が溢れる場合には
高炉カメラの映像分析を通じた危険検知及び制御技術に適用している。

光陽製鉄所はこれから、出鋼自動化AIアルゴリズムの更なる高度化と人工知能の映像認識技術を発展させて
出鋼工程で起きられるすべての危険に対した自動制御まで具現する予定であり、
当システムを全製鋼工場の高炉に拡大・適用して作業者の安全事故の危険性を大幅減らす計画である。

一方、このシステムの開発を導いた2製鋼工場のS.J.LEE(イ・スンジン)課長は、
「我々の独自技術でAI出鋼自動化を開発したいという一念でともに努力を尽くしてくれた技術陣に感謝する」とし、
「製鋼歴史に残る重要な成果を上げた誇りを踏み台にして全製鋼向上での出鋼自動化を果たしてもっと安全で手軽に働ける未来を作りたい」と述べた。

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