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2021.08.12 17:50

人工知能中心都市とも呼ばれる光州(クァンジュ)広域市に国家AIデータセンター構築及び
地域社会との共存協力事業の前哨基地役割を果たしてくれるNHN(株)光州事務所が開所した。

今年の2月、光州広域市と人工知能産業融合事業団とともに国家AIデータセンターの着手式及び投資協約を締結したNHN社は
本日、Y.S.LEE(イ・ヨンソブ)広州広域市長、D.M.BAEK(ベッグ・ドミン)NHNクラウド事業部門代表(CIO)、
C.S.LIM(リム・チャシック)人工知能産業融合事業団長や関連機関の代表たちが参席した中、「NHN光州事務所」開所式を行った。

当日の開所式でNHN社はビジョン発表を通じて国家AIデータセンター構築及び地域社会に向いた双生事業などに対した詳細実行計画を発表した。

NHN社は地域社会のため2022年6月にS/W専門人力育成機関である「NHNアカデミー」を設立して、
毎年60人弱のIT専門人力を育成とともにIT職場の創出及び人材確保のために「NHN R＆Dセンター」を2023年に設立して
毎年30人ずつ、計180人余りの地域人材を採用する計画である。

また、今年5月にはAI産業生態系作りのためにAI産業発展協議体の会長社として選定されて
優秀AI企業誘致及び企業支援プログラムの共同運営、政府AI課題規格及び共同発掘などの光州の人工知能産業を導くことになる。

総事業費用900億KRWを投入して、2023年に立ち上がる国家AIデータセンターはコンピューティング演算能力88.5PF(ペタフロップス)、
保存容量107PB(ペタバイト)で世界10位以内に入る水準であり、韓国最大規模の韓国科学技術情報研究院(KISTI)
の「ヌリオン５号機(25.7PF)」より３倍以上大きい規模の性能を誇る。

国家AIデータセンターは人工知能中小ベンチャー企業、公共機関、大学などの人工知能に関した学習・推論・分析分野の
研究・製品開発・サービスローンチングを行う企業を積極的に支援して国家人工知能産業を後押しする。

国家AIデータセンターの竣工前まではNHN社のクラウドセンターを活用してコンピューティング資源を提供する。
3月にNHNクラウド示範サービスを行い、5月からは79社のAI企業・機関の研究課題遂行のためのGPU加速器リソースなどを提供している。

NHN社のクラウド事業部門の代表(CIO)であるD.M.BAEK氏は、「今回の光州NHN事務所の開所を通じて
国家AIデータセンター運営に向いた前哨基地を設けて今後、より円滑で効率的な事業展開が可能になれると思う」とし、
「国家AIデータセンターの構築のためにNHNのクラウド力量とノーハウを集中する一方、
地域社会発展及びIT人材育成側面でも寄与できるように力を尽くす」と述べた。

Y.S.LEE市長は「NHN社とともに構築する国家AIデータセンターは国内最大規模でありながら世界的水準の施設でもあり、
AI中心都市である光州とAI強国である韓国の中核動力になってくれる」とし、「このセンターに集まる各種データは誰でも共有できるように
完全開放されて、様々な研究開発や産業への開発・育成できる最適なクラウドプラットホームの役割を果たしてくれるはず」と述べた。

また、「NHN社が優秀AI企業の誘致と育成、政府課題の共同発掘及び推進などの韓国の人工知能産業を導く
共存パートナーになれることを期待している」と付け加えた。

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