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GIST、人間中心ゲームの人工知能基礎研究室を開設…AIゲームで面白さ・興味・没入・パーソナライズにフォーカシング

2021-08-04    hit . 60822


左からG.J.KIM(キム・ギョンジュン)、S.J.KIM(キム・スンジュン)、J.H.HONG(ホン・ジンヒョック)、 E.S.SONG(ソン・ウンスン)教授

2021.08.04 10:21

GIST(光州科学技術院)の融合技術学諸学部のG.J.KIM(キム・ギョンジュン)、S.J.KIM(キム・スンジュン)、J.H.HONG(ホン・ジンヒョック)、
E.S.SONG(ソン・ウンスン)教授チームが提案した「人間中心ゲーム人工知能基礎研究室」が
科学技術情報通信部の指定基礎研究室(BRL, Basic Research Lab)として選定された。

研究チームはゲーム人工知能(AI)専門家と人間-コンピューター相互作用(Human Computer Interaction)分野の専門家で構成されており、
NC Soft社のAIセンター、Netmarble社のAIセンター、Almondsoft(アーモンドソフト)社、韓国電子通信研究院のコンテンツ研究本部と協力して
ゲームプレイヤーのための人工知能の基盤技術を研究する計画である。

ゲーム人工知能はゲームの中に人工知能プレイヤーを制作したり、ゲームコンテンツを自動で作ったり、
ゲームプレイヤーをモデリングするなどの様々な分野で活用できる。

従来の人工知能技術が最適化を通じて高い勝率を獲ることに集中していたが、人間中心のゲーム人工知能技術は
ゲームプレイヤーを満足させるための面白さ・興味・没入・パーソナライズに集中した人工知能技術の研究を目指している。

特に、研究チームが行っている韓国電波振興協会が主管する「XRラボ支援事業」と連携して
現実を反映したゲーム環境生成AI、車内XRゲーム、ナチュラルUIなどのXRゲーム基盤技術と関連コンテンツを開発する予定である。

また、仮想世界で見られる人の行動パターン、相互作用パターンを解釈するためのFabric UI及び Action Net制作などの
「GIST-MIT共同研究事業」を通じてMITとの協力研究もともに行う。

基礎研究室の課題責任者であるK.J.KIM(キム・キョンジュン)教授はゲーム人工知能分野を主に研究しており、
IEEE Conference on Games 2020共同組織委員長、IEEE CoG StarCraft AIコンテスト、
IEEE CIG Game Data Miningコンテストを運営した経験もある。

K.J.KIM教授は「GISTのゲーム人工知能分野とHCI分野の専門家のコラボで進められるゲームプレイヤーの満足度を高めるための人工知能技術研究は
人間中心ということで意味が深く、これから研究がどんな結果を出すかとても楽しみだ」と述べた。

一方、科学技術情報通信部の基礎研究室事業は3~4人の小規模の集団研究への支援で、共同研究の活性化し、
科学技術発展の踏み台になれる基盤技術を確保するため行われる事業で、
選定された研究室は3年間13.75億KRWの支援金をもらって課題を遂行し、最大6年まで期間延長もできる。

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