NEWS

健康保険診療費、もうゴマカシ無用!韓国健康保険審査評価院、保険料「審査人工知能(AI)」導入

2021-08-03    hit . 60463


2021.08.02 11:47
韓国健康保険審査評価院(以下、審評院)は急変する対内外の環境変化に積極対応する一方、
診療費の審査品質を高めるために「審査AIプロジェクト」8つ課題を選定し、今年から2023年まで推進する。

審査AIプロジェクトは人口の高齢化と保険給与の拡大などにより診療費の審査物量と複雑性が大きく増えていく現状で、
人工知能を用いて審査業務の効率性を高め、集中審査の対象を選定するなどの合理的意思決定を支援するために推進される。

今回に推進する審査AIプロジェクトの課題は対内外の意見収斂と公募展を通じて発掘して、
錯誤請求項目の予測モデル開発、診療傾向の異常検知モデル開発、包括審査対象の選定模型開発など8つの課題で構成されている。

審査AIプロジェクトは発掘した課題を優先で推進して成功事例を蓄積しながら段階的にAI活用範囲を広めていく計画である。

審評院は2018年からAI医療映像の診療判読モデルを開発し、対象疾患を拡大するなど、人工知能基盤の審査支援システムを運営してきた。
今度のプロジェクトは現在人工知能を活用している審査領域を、医療映像から審査業務の全般に拡大して、
審査業務の最適化体系を組み立てるのが目的である。

これを通じて様々な審査体系での意思決定を支援し、データ基盤の審査基準の樹立を支援して、審査業務のスマート化にも貢献すると期待されている。
また、審査AIプロジェクトは自主審査AIプロジェクト専担チームを構成して推進する。

専担チームは業務、データ、システム分野の内部専門家たちで構成され、今後人工知能の技術力を確保して
審評院のデジタル革新を導く主導的な役割を果たす予定である。

専担チーム以外にも各事業部署で自主人工知能チームを構成し、プロジェクトに参加することで
全社的に人工知能専門家を育成してその活用基盤を強化していく計画である。

M.S.KIM(キム・ミンソン)ICT戦略室長は「審査AIプロジェクトの成功的な移行を通じて
審評院が保険医療分野での人工知能先導機関として位置づけられるように努力していく」と述べた。


※本件についてお問い合わせ事項がございましら、当ホームページの「お申込み/お問い合わせ」又は下記の連絡先へご連絡お願い致します。
部署名:SEOIL E&M 企画マーケティンググループ
TEL :+82)2-6204-2033
E-mail : pl@seoilenm.com