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InfoBoss(インフォボス)社、人工知能基盤の生物ゲノムのビッグデータ分析企業で初めてバイオ・医療分野の技術信用評価等級(TCB)「とても優秀(T-2)」取得

2021-07-29    hit . 60553


2021.07.28 18:38

1990年代のヒューマンゲノムプロジェクトを始め、生物情報学(Bioinformatics)産業は更なる発展を迎えている。
しかし、生物情報学を活用した生命科学の研究においてデータの取集及び分析・加工を通じて有用な情報を作り出す産業は
全世界でもまだ「全く無い」といえるのが現状である。

ここに生物情報学基盤の人工知能(AI)生物資源のゲノム分析及び新薬発掘専門企業であるInfoBoss(インフォボス)社が
7月27日、韓国内で最初にバイオ・医療分野の技術信用評価等級(TCB)で「とても優秀(T-2)」を取得し、
国内外での生物情報学産業の先鋒にたったのである。

TCB(Technology Credit Bureau)等級は、技術性・市場性・事業性・経営力量の4つの項目を総合的に評価して系10等級に分類し、
最上位技術事業(T1-T2)、上位技術企業(T3-T4)、普通技術産業(T5-T6)に分けられている。

InfoBoss社の大項目4つの評価を見ると、技術性・事業性・経営力量で最高評価であるA+を受けているが、これに比べて市場性は低い評価をうけた。
今回のInfoBoss社の人工知能基盤の生物ゲノム分析によるバイオ・医療分野での技術信用評価等級「とても優秀(T-2)」の取得は
生物情報学産業の発展に寄与できるマイルストーンになると予想される。

特にInfoBoss社は昨年8月に世界初の新型コロナウイルス(COVID19)のゲノム分析を通じて、
変異株に対した研究結果を発表して関連業界で大きな関心を集めた。
これはイギリス ・南アフリカ・ブラジル発の変異株が発生した12月より4ヶ月も早い予測であった。

又InfoBoss社は、韓国の製薬企業のK社と共に人工知能基盤の植物ゲノム分析を通じた新薬開発共同研究を準備しているとも知らせた。
この共同研究を通じて植物ゲノム研究での韓国の立地をさらに高める切っ掛けになれると見込んでいる。

InfoBoss社の共同代表のJ.H.SON(ソン・ジャンヒョク)氏は「Bioinformatics(生物情報学)産業のグローバル市場が未だ熟していないため、
相対的に低い評価を受けたが、このような状況もまた開拓して新しい市場を開けることがInfoBossの役割と思う」と確固で前向きなビジョンを提示した。

一方、韓国政府は昨年から「国家バイオビックデータ構築示範事業」と「生命研究資源のビッグデータ構築戦略事業」とともに
今年4月30日、科学技術情報通信部と農林畜産食品部をはじめで6部署が共同で発表した
「韓半島(朝鮮半島)の在来種植物資源の生命情報ビッグデータ構築戦略」
などのゲノムビッグデータを用いた産業的活用の促進のための国家政策方向を決めたことがある。

J.H.SON氏は「これを通じて生命情報産業の活性化と新しい市場開拓において、
韓国がグローバルナンバーワンになれる切っ掛けになることを期待する」とし
「ただ、産業に適用可能な部分が何であるか悩み続けて決めた政策として、
国家発展のための国民の税金が正しいところで使われることを望んでやまない」と懸念の意見も述べた。

一方、InfoBoss社は現在、独自開発した人工知能ソリューションで、全世界の植物ゲノム分析による産業化のために
シリーズA(Series-A)投資を誘致している。


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