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京畿道(キョンギド)、人工知能行動分析機能を活用して凶悪犯罪を事前予防する

2021-07-26    hit . 60461


京畿道(キョンギド)の犯罪予防用監視カメラ

知能型管制システムの試演画面

2021.07.26 08:03
京畿道(キョンギド)が人工知能(AI)行動分析機能を活用して凶悪犯罪事前予防する。

2018年に始まった知能型管制システムは、徘徊、侵入、倒れなどの特定行動を人工知能が探知した場合、
管制要員に関連映像が自動に表示されるシステムである。
管制要員は映像を通じて状況を判断し、必要な場合は112申告(注:韓国の警察緊急申告番号)などの適切な措置を取ることができる。

実際に今年4月27日、坡州市(パジュシ) 廣灘面(クァンタンミョン)新山里(シンサンリ)にある監視カメラは、
特定場所で徘徊する人の姿を管制要員が見る映像に映し出した。
映像を確認した管制要員は、その人が酒に酔っていると判断して継続モニタリングし、
車両に搭乗する様子を確認した後、直ちに112に申告して飲酒運転事故を予防したことがある。

また、京畿道は知能型管制システムの構築に続き、犯罪予防監視カメラに非常ベル・スピーカーなどの放送機能を導入して、
犯罪予防、災害状況案内など道民の安全確保に役立てていると7月26日明らかにした。

知能型管制システムは2018年に南楊州市(ナムヤンジュシ)で初めて示範事業として導入されて、
昨年まで龍仁市(ヨンインシ)などの12個の市・郡の1,615ヶ所に4,574台が構築された。

今年は安山(アンサン)、坡州(パジュ)、金浦(キムポ)、軍浦(グンポ)、抱川(ポチョン)、義王(ウィワン)の6市で推進中であるが、
6月末基準で金浦、軍浦、抱川の3市は556ヶ所に1,082台の監視カメラに構築を完了した。
京畿道は来年、水原(スウォン)、高陽(コヤン)など13個の市·郡にさらにシステムを普及させ、
31個の市·郡全体に知能型管制システムを構築する計画である。

京畿道は監視カメラに設置されたスピーカーと非常ベルの活用を求める国民直訴ホームページの提案を道政に反映して、
昨年から統合管制センターで放送機能も追加して活用している。

事故や災難発生時に警告放送を送出して、速やかに初期の現場対応を助けるという趣旨であるが、
統合管制センターで管制要員が直接警告放送をすることもでき、猛暑警告のように特定状況になれば録音された警告メッセージを送出することもできる。

京畿道企画調整室長であるW.Y.CHOI(チェ・ウォンヨン)氏は「知能型管制システムと放送機能が犯罪予防と道民の安全に
大きく役立っていることが確認されたため、放送機能を引き続き活性化し知能型管制システムも迅速に全市・郡に構築していく」と述べた。


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