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AIデータ企業Infiniq、GISTと国家重点データ開放...国内自律走行開発を活性化する

2021-02-01    hit . 61587


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2021.01.27
国内企業や研究団体対象、道路上の非定型化特性認知情報、画像データの提供を目的とし、合計75万枚のデータセットの構築完了、開放後、公共データポータルで誰でも使用可能

光州科学技術院(総長ギムギソン。以下、GIST)機械工学部イ・ヨング教授チームと人工知能(AI)学習用データサービス専門企業Infiniq(代表パク・ジュンヒョン)が一緒に自律走行学習データを誰でも利用できるように開放する。

これにより、国内の自律走行の開発産業の活性化に寄与することが期待される。

イ・ヨング教授チーは、行政安全部と韓国知能情報社会振興院(院長ムンヨンシク以下、NIA)が主管する2020年の公共データ利用の活性化支援事業の一環として推進された「道路上の非定型化特性なのかの情報開放DB構築」事業を25日に完了した。

道路上の非定型化特性の認知情報データは、自律走行時に接することができる限られた特殊な状況の情報を意味し、交通警察や交通安全要員の手信号などもこれに該当する。これらの非定型特徴認知情報データの確保は、静的信号だけで判断が難しい道路上の動的状況を把握することができており、自律走行車の性能向上と安全な自律走行に活かせる。


写真は公開画像テータサンプル

今回のデータ構築事業は、 GIST の主催の下、国内企業や研究団体を対象に道路上の非定型化特性の認知情報学習データを提供することを目的として、Infiniqをはじめ、ビッグデータ分析とプラットフォームの構築の専門企業であるSOCSOFTが共同参加して行われた。

イ・ヨング教授チームは、AI交通事故過失かどうか判断システム(車と車、車と人、車と自転車など、さまざまな種類の交通事故を分析することができるシステム)の開発など、自律走行関連分野の技術開発に主導的な役割を果たしてきており、本事業を通じ、さまざまな環境変数に対応力を備えた完全自律自動車の開発のために不可欠である非定型の特徴の警察官と警備員、歩行者認識の学習に必要な大量の学習用データを構築し、公開したものである。

Infiniqは、自律走行の分野を筆頭に、医療AI、セキュリティAI、顔認識ソリューションなどディープラーニング応用技術の開発企業を対象に、人工知能学習データセットを提供するなど、長年のデータの収集と処理技術を積み重ねてきた。

これをもとに自律走行開発のコアインフラストラクチャとすることができるデータを一般に開放して、データの経済発展を促進しようと、今回の事業に参加することになったと発表した。

GISTとInfiniqは今回の事業に参加して、合計75万枚のデータセットを構築した。世界初の構築した45万枚の警察や交通安全要員手信号認識データをはじめ、車両、信号、横断歩道など60種類の交通環境のさまざまなオブジェクトが含まれているデータ10万枚と歩行者、警察官、交通安全要員の画像データ20万枚で構成されている。

イ・ヨング教授は、大規模な非定型自律走行学習データを開放することにより、ディープラーニング学習時変数が多く、道路状況での完全自律走行のための認知処理技術の開発に活用することができる」とし、「GISTは、今後も、自律走行データの分野に関連する研究開発をさらに活発に推進し、政府のデータ構築事業にも積極的に参加して、国内の自律走行コアインフラストラクチャのサポートと自律走行産業の育成のために努力する計画」と伝えた。

一方、国家重点データ開放事業を通じて構築された本データセットは、2月12日から公共データポータル(data.go.kr)を介して公開され、申請手続きを介して誰でも無料で利用することができる。

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