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ETRI、世界初の暗号量子安全性検証技術「Q-Crypton(キュークリプトン)」を開発

2021-07-22    hit . 7


(ETRIの研究チームがQ-Cryptonプラットフォームで量子プログラミングを遂行している。)

2021.07.21 10:20
韓国の研究チームが、暗号分析専用のプラットフォームを世界で初めて作った。

これにより、量子コンピューター時代に備え、一層高い保安性の暗号アルゴリズムの発掘努力が加速化する見通しである。

韓国電子通信研究院(ETRI)は7月20日から3日間大田(テジョン)コンベンションセンター(DCC)及び
オンラインで開催されるピーキュークリプト(PQCrypto 2021)国際学術大会で
量子コンピューター環境でも安全な暗号体系を検証できるプラットフォーム「Q-Crypton(キュークリプトン)」を21日公開した。

ETRI が開発した「Q-Crypton」は、公開キー暗号システムの一つであるRSA などの従来の暗号と次世代量子耐性暗号など
様々な暗号体系の量子安全性を検証するプラットフォームである。 プラットフォームを公開することで、
量子コンピューターを利用したハッキングを防ぐ暗号アルゴリズムを検証できる土台ができたわけである。

今後、研究チームは今回公開したフラットフォームを、ウェブブラウザを通じて申請者に段階的に公開する計画である。

当該プラットフォームは、量子コンピューターの会社別に異なるキュービット(Qubit)規模、量子コンピューターチップの構造、エラー率などの、
様々な環境要素を考慮することができるため、より正確に暗号の定量的安全性を分析し、シミュレーションできる。

また、視覚化プログラミング技術と暗号核心演算ライブラリを搭載して、暗号分析に必要な量子アルゴリズムを迅速かつ効率的に開発できる。
数え切れないほど多く複雑な数式を直感的に一目で分かるように量子回路を図式化し、いちいち入力しないように短縮した。

この他にも当該プラットフォームは、量子アルゴリズムのコンパイル(言語処理、仮想マシンを用いた検証、量子リソース量分析)機能などを提供する。

ETRI研究チームは今後、機能改善やライブラリの追加を通じて精密な暗号量子安全性分析が可能な最適な環境を持続的に構築していく予定で、
今回の技術はETRIの未来暗号工学研究室と量子コンピューティング研究室の研究チームが共同研究を通じて
世界で初めて実際の量子コンピューティング環境を考慮する暗号安全性検証プラットフォームの具現に成功したという点で意味が大きい。

ETRIの情報保護研究本部長のI.K.KIM(キム・イッキュン)氏は「量子コンピューターによる現代公開キー暗号体系の無力化の懸念が現実になりつつある。
暗号量子安全性分野における世界最高の技術力を基盤として次世代セキュリティインフラの早期構築に力を尽くす」と述べた。

特に、この技術の公開を通じて、企業、研究機関、公共機関等での次世代暗号研究に役立つと見込められる。
また、量子コンピュータに搭載されるプログラムの性能検証も可能となり、量子コンピュータの開発にも貢献する見込みである。

一方、今回の研究は科学技術情報通信部の「未来コンピューティング環境に備えた計算複雑度基盤暗号安全性検証技術開発事業」の一環として
高麗(コリョ)大学校、釜山(プサン)大学校、漢陽(ハンヤン)大学校、漢城(ハンソン)大学校などと研究中である。


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