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「スマート病院」の構築をサポートするITソリューション… 医者と人工知能技術の出会い!

2021-07-19    hit . 60682




2021.07.16 08:58

コンタクトレス時代の本格化と共に、医療市場の先端化が日増しに激しくなっている。
有数の病院及び医療チームは、ITを活用してより便利で質の高い医療サービスの提供に万全を期す傾向を見せている。

昨年、韓国政府は、「韓国版ニューディール10大代表課題」として、スマート医療インフラ構築計画を発表した。
これによると、2025年までにスマート病院モデル18ヶ所、呼吸器専門クリニック1000ヶ所、
人工知能(AI)基盤の20ヶ所の疾患精密医療サービスが可視化される見通しである。

病院や研究チームはスマートシステムの導入のために、人工知能(AI)ソリューションを導入したり、
ビッグデータ、IoMT(医療物インターネット)などの革新技術を積極的に採択しており、注目を集めている。

ソウル聖母病院、ソウル大学校病院、セブランス病院などの1級病院はもちろん、大邱(テグ)カトリック大学校病院、
仁荷(インハ)大学校病院、忠南(チュンナム)大学校病院、嘉泉(カチョン)大学校キル病院、ヒムチャン病院など
有数の病院の医療チームがITソリューションの活用に乗り出している。

●INGREDIENT社の医療AIデータラベリングソリューション「MEDILABEL」、有数の病院医療チームで相次ぐ導入

医療AIを専門のデータラベリング企業であるINGREDIENT(旧JAI LABS)社は、半自動医療AIラベリングソフトウェア「MEDILABEL」を開発して、
国内外の医療研究者達が容易かつ簡便に研究できる環境を構築することは勿論、医療データ市場の高度化に貢献している。

現在、INGREDIENT社は大邱(テグ)カトリック大学校病院のCOVID-19 研究プロジェクトに
MEDILABELソリューションを提供して、感染病による社会的問題の解消に助力している。

大邱(テグ)カトリック大学校病院は、INGREDIENT社のMEDILABELをCOVID-19 感染予測、
胸部疾患判読および予測を助ける映像前処理ラベリングプログラムとして活用しており、
蓄積されたデータを基に患者たちに最適の医療サービスを提供する方針である。

MEDILABELはディープラーニング技術を活用して、人工知能が学習するのに必要な医療データを
迅速かつ簡単に加工できるソリューションで、独歩的な技術力を誇る。

MEDILABELを利用する場合、一度クリックするだけで似たようなデータが半自動で選択され、時間を大幅短縮させることができ、
スマートペンシル、3Dフィル(Fill)、インタラクティブ·セグメンテーション技術などを支援して、多くの現職医療スタッフからラブコールを受けている。

肺、胸部疾患の以外にも神経外科、眼科、整形外科、歯科など医療映像データを使うすべての分科に適用可能で活用範囲も広い。

MEDILABELは現在、ソウル聖母病院、ソウル大学校病院、セブランス病院など有数の大学病院および総合病院所属の医療チームが活用中で、
ビッグデータおよび人工知能技術が適用された医療機器の品質評価基準を作る「汎省庁医療機器標準化事業」に選定されて、
韓国を代表する医療専門データラベリングソリューション企業として医療AI市場を先導している。

●INFOMARK社、AI-ウェアラブル技術を活用した「入院患者非対面スマート看護サービス」実施

人工知能及び5G通信機器専門企業であるINFOMARK社は仁荷(インハ)大学校病院と共に
AIとウェアラブル技術を活用した「隔離病棟入院患者非対面看護サービス」を構築した。

当該サービスはINFOMARK社が開発した10インチの大型スマートディスプレーで、IoMT(医療物インターネット)ウェアラブル端末を導入して、
遠距離でもリアルタイムで患者の体温や心拍数、酸素飽和度が確認できる「非対面スマート看護サービス」を提供する。

陰圧隔離施設である国家指定入院治療病棟では、患者の看護のために医療スタッフが防護服を着用しなければならないが、
感染の恐れのせいで簡単な措置のためにも多くの時間と手続きが求められ、看護の効率性が落ちるだけでなく、
患者も医療スタッフとのコミュニケーションに困ってきた。

今回導入した非対面看護サービスを通じて、非対面バイタルチェックで感染露出の危険性を下げ、
以前より患者-医療スタッフ間の円滑なコミュニケーションが行われると予想される。
同時に、介護人員の業務過負荷を解消して、業務効率を向上させることが期待される。

●ezCaretech社、次世代医療情報システム「ベストケア2.0」を構築…体系的なデータ管理を支援

ezCaretech社は医療情報システム(HIS)「ベストケア2.0」を構築して医療チームの診療専門性を高め、
患者中心の医療サービスと統合システム運営による病院経営の効率化を支援している。

今後、非対面診療のためには患者の情報が医師に伝送され、体系的なデータ管理が重要であるが、
そのためには病院情報システムとEMR(電子医務記録)の活用が必須的である。

「ベストケア2.0」は従来のシステム統合(SI)方式に比べて低コストで短期間にシステムを構築でき、
病院の規模と特性に合わせたモジュールの選択が可能であるため、盆唐(ブンダン)ソウル大学校病院、ソウル大学校病院、
嘉泉(カチョン)大学校キル病院、忠南(チュンナム)大学校病院など国内の主要上級病院から導入して活用している。

昨年は韓国保健福祉部が実施したEMRシステムの認証審査で、自社の病院情報システム「ベストケア1.0」と「ベストケア2.0」が
EMRシステム認証を獲得したことがあり、最近はグローバルEMR市場シェア調査で5位に選ばれ、アジア地域の企業では唯一トップ5に名を連ねた。

●韓国STRYKER社、人工関節手術ロボット「Mako Smart Robotics」供給

医療機器専門企業である韓国STRYKER社は人工関節手術ロボット「マコスマートロボティクス(Mako Smart Robotics、以下マコロボット)」を
開発し販売している。

マコロボットは最先端の人工関節手術用ロボット腕の補助装備で、退行性関節炎の末期患者の膝を3D立体映像で構成し、正確な手術計画を立て、
手術中にリアルタイムで患者の膝情報を確認し、細密な手術が進められるように助ける。

マコロボットは膝関節全置換術及び部分置換術、股関節の全置換術に対して米国FDAの承認を受けた唯一の人工関節手術ロボットとして認められており、
多くの論文を通じて手術精度の向上、出血及び痛みの減少、早い回復などの長所が確認されている。

2018年、韓国に初めて導入されて以来、ソウル大学校病院、ヒムチャン病院を含めた総合病院および、
関節病院など13の病院で、マコロボットシステムを活用した手術を行っている。

それだけでなく、米国、イギリス、ドイツ、オーストラリア等の29ヶ国に導入されたマコロボットは
整形外科手術ロボットで世界1位のシェアを占めており、約45万件以上の臨床事例と200件以上の研究結果を保有している。


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