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韓国畜産データ社、10万件のデータ学習で夜も正確に豚を探知する…人工知能モデルの高度化

2021-07-13    hit . 60430


2021.07.13 12:20

韓国畜産データ社が計10万件のデータを活用して、暗い環境でも昼と同じ性能で豚を99%探知する人工知能(AI)モデルの高度化に成功した。

韓国畜産データ社は、CCTVで確保した豚の映像を人工知能で分析して、家畜の体重や行動などの情報を提供する
家畜デジタルヘルスケアソリューション「ファームスプラン」を開発した畜産テックスタートアップ企業である。

ファームスプランに加入した農場は、豚の体重均一度、行動パターンなどを確認して、病気を早期に発見し、
医薬品使用量を削減するなど、生産性改善の効果を得ている。ファームスプラン加入農場は、高度化した人工知能モデルを通じて、
夜間に別途の照明設置なしに昼と同じ品質で連続的な飼養管理ができるようになった。

畜舎のCCTVに録画された家畜を探知する人工知能技術は、一般的に夜の時間帯には探知精度が減少する。
照度が低くて、CCTVで録画される豚の個体と背景の境界がぼやけるためである。

夜の時間帯の家畜探知精度が低ければ、該当時間帯にデータの 空白が発生して、連続的な家畜管理に限界が生じる。
しかし、ファームスプランは人工知能技術力を基に、昼と夜など環境の変化と関係なく、豚の個体を24時間連続で探知できる。

家畜探知AIモデルの精度が高ければ、認識された家畜の体重、行動パターンなどの応用データを効果的に蓄積することができる。
高い精度の豚探知AIモデルが適用されたファームスプランは、畜舎内の家畜が密集した状態でも豚の個体の動きを持続的に追跡する。

そのため、同じCCTVの画面でも、ファームスプランはより多くの豚の個体や動きを認識し、
累積された体重や行動パターンなどのデータを農場の個別管理のための情報として活用する。

韓国畜産データ社は、高性能の夜間家畜探知技術を基に、分娩など特定異常行動を認識する人工知能モデルの商用化に取り組む計画である。
特に農場の生産性に関する指標は畜種に関係なく共通して重要視されるだけに、夜間も隙のない異常行動認識モデルを強化していくとの目標である。

韓国畜産データ社の代表取締役N.K.KYUNG(キョン・ノギョム)氏は「学界で難しいと評価される夜間探知モデルの性能を維持するために
高い品質のデータを活用したR&Dに集中して、競争力のある技術開発につながった」とし
「今後も畜産テックを先導するために精巧な性能の家畜人工知能モデルの開発に拍車をかけていく」と抱負を述べた。


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