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2021.07.07 10:15

メタバースやデジタルトランスフォームなどの新規産業に適した新しいタイプの5G、LTEリアルタイム伝送機能を持つ
ウェアラブルカメラ専門のスタートアップ企業Linkflow(リンクフロー)社が
韓国中小ベンチャー企業部の「21年予備ユニコーン特別保証」参加企業として選定されたと、7月7日発表した。

予備ユニコーン特別保証は、企業価値1兆KRW以上の「ユニコーン企業」に成長する可能性が高い企業に対して
最大100億KRWまで保証を支援する事業である。
書面評価、技術評価、保証審査、国民審査団·専門家の対面評価などの複雑な過程を経て選定される。
今年はLinkflow社をはじめ、計20社が選定の栄光を獲得した。

韓国中小企業ベンチャー部は選定理由について、「ハードウェアの軽量化技術、個別映像自動校正技術、多重揺れの補正技術などの
360度ビデオ合成技術を基に、3年連続で国際家電博覧会(CES)で革新賞を受賞するなど、技術性が認められる」と説明した。

Linkflow社は2016年、サムスン電子からスピンオフしたハードウェアスタートアップ企業で、
韓国技術で世界初の360度ネックバンド型カメラを開発した。
現在まで国内外有数の大手企業から計240億KRWの投資金を誘致しており、シリーズB投資を終えた。

Linkflow社の代表的な製品としては、消費者向け(B2C)ウェアラブルカメラである「FITT360」と
産業用(B2B)ウェアラブルカメラである「NEXX360」がある。

FITT360は、撮影者の周辺を一人称視点で360度録画·ストリーミングするカメラで、リアルワールドをミラーワールド化して
撮影と同時に仮想現実(VR)コンテンツをリアルタイムで制作·配信するため、メタバースと連携できる。
NEXX360は産業現場のセキュリティ·安全およびリアルタイム管制に使われる
ネックバンドタイプのウェアラブルカメラソリューションである。

Linkflow社は今年4月、FITT360をモビリティ·パーソナルドライブレコーダー用途に改良したFITT360 PBも発売した。
FITT360 PBは現在、苦情対応の際に、公務員の安全のためのレコーダーの目的で複数の政府省庁に普及されている。

Linkflow社の代表取締役Y.K.KIM(キム·ヨングク)氏は
「今回の予備ユニコーン企業選定が、多くの方に『Linkflow』といえば
『ウェアラブルカメラ』を思い浮かべるきっかけになればと思う」と述べた。


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