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人工知能でテキスト文書を映像コンテンツとして自動で制作する技術…開発会社「Waynehills ventures(ウェインヒルズベンチャーズ)」社TIPSプログラムに選定

2021-06-23    hit . 63898



2021.06.22 11:59

人工知能で1ページ分量の韓国語文書の内容を3~4分だけで映像コンテンツとして変換するソフトウェアを開発した
AI映像コンテンツ自動制作ソフトウェア開発企業の「Waynehills ventures(ウェインヒルズベンチャーズ)」社が
TIPS(Tech Incubator Program for Startup:韓国政府のスタートアップ企業支援事業)に最終選定された。

音声やテキストを当該ソフトウェアにアップロードすると、内容を自動で要約し、要約されたキーワードを分析して、
物語に似合うイメージ、アニメーション、効果音、音源、映像などを独自のデータベースの中から自動検索し、
映像コンテンツとして制作してくれる。

通常10~20分の映像をアップロードするには編集だけで数時間から数十時間がかかるが、
TTV(Text to Video)技術を適用すれば編集時間を画期的に短縮できる。

このようなTTV技術は、特にモバイルネイティブ世代であるZ世代に大きな反響を得ている。
必要な情報をポータルサイトではなく、ユーチューブの中で検索できるほど、映像コンテンツに慣れている当該世代に、
テキストよりはイメージや映像を優先させる「ゼロテキスト(脱テキスト化)ライフスタイルの実現」という
期待値に合致しているためである。

社会の全般においても、企業は勿論、個人も消費者や顧客への説得手段としてテキストよりも「映像」を選択する
「映像コンテンツ」に対するニーズが爆発的に増加している傾向である。

従って、このようなAIによる映像コンテンツ制作ソリューションは、コンテンツ制作にかかる時間短縮だけでなく、
専門家レベルのクオリティを得ることができるという点で、様々な顧客群から脚光を浴びると見込まれる。

Waynehills ventures社の代表取締役S.M.LEE氏によると
「既存のAI音声認識による字幕自動生成プログラムなどSpeech to Text(STT)技術関連のサービスは市場に多く発売されているが、
Waynehills venturesのように膨大な量のDB基盤で非専門家でも専門家レベル以上のクオリティの高い
映像コンテンツ制作が可能なソフトウェアは見当たらない」と述べた。

S.M.LEE氏は「今回のTIPSプログラム選定によりTTV技術を高度化する計画で、映像コンテンツ情報提供に関するニーズがある
B2B、B2G顧客からB2Cに至るまで幅広い需要階層を確保することを期待する」と付け加えた。

未来の有望創業企業を集中育成するTIPSプログラムの運営会社のInfobank i Accel社代表取締役J.C.HONG氏は
「グローバル進出のために海外特許を確保するなど多角的に力量を整備した、
成長可能性が無限であるWaynehills ventures社をTIPSプログラムにに推薦することになった。
Waynehills ventures社でTTVモデル技術の開発を完了すれば、グローバル企業のパイプラインを通じて
早く世界市場に定着できるよう積極的に支援する予定」と述べた。


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