NEWS

ETRI、人工知能特許2千件を確保! 欧州特許庁、第4次産業革命特許で世界1位

2021-03-17    hit . 61032


最近5年間出願したAI特許の主な分野は視覚知能(515件)、データ分析及び予測(418件)、音声認識及び自然語処理(314件)、AI核心アルゴリズム(173件)、AI半導体(165件)、複合知能(117件)、生命医療ヘルスケア(111件)



ETRIは昨年末、欧州特許庁(EPO)が発刊した「特許と第4次産業革命」報告書で、2000年以降の第4次産業革命技術関連の国際特許ファミリー(IPFs)数で世界の研究機関·大学出願人の中で世界1位となり、国際的に地位を高めている。

韓国電子通信研究院(ETRI)は16日、2016年から最近5年間で人工知能(AI)分野における国内外への特許出願を1,83件完了したと発表した。

特にETRIの特許出願全体でAI分野における特許出願の割合は2016年の13.2%から昨年は22.9%へと徐々に上昇するなど、2019年に国家知能化総合研究機関に変貌した後、AI特許部門で実質的な成果が現れていると説明した。

ETRIがこの5年間出願したAI特許の主要分野は、視覚知能(515件)、データ分析や予測(418件)、音声認識や自然語処理(314件)、AIコアアルゴリズム(173件)、AI半導体(165件)、複合知能(117件)、生命医療ヘルスケア(111件)などだった。


この他にもロボットティックス(62件)、ビデオオーディオコーディング(50件)、ヒューマン増強AI(47件)などが特許出願が多かった分野だ。 ETRI のAI 関連特許出願の様相は、近年注目されているAI 分野に多様に分布しているという特徴があった。

特にAI半導体分野は今年初めに開催された消費者家電展示会(CES)2021で人工知能半導体AB9(アルデバラン)がETRIの最新研究成果として公開されたことがある。 AB9は40テラプロップス(TFLOPS)の演算能力にも電 力消耗は15ワット(W)に過ぎず、従来の商用製品であるグラフィックプロセッサ(GPU)に比べ数十倍の演算効率性を達成した。


ETRIはAB9に自律走行ソフトウェアを組み入れたAI自律走行車技術を年内に公開する計画だ。 またETRIは今年の新学期から全国の小学校で英語のスピーキング練習システム「AI ペントーク」に関する音声認識および自然語処理分野での特許出願も活発だった。

研究員の音声認識および自然語処理分野のAI技術力は人工知能通訳·翻訳機のジニートークおよび「2018平昌オリンピック」の自動通訳サービスでも確認されている。

コロナ以降の時代を迎え、生命医療ヘルスケア分野でもAI特許出願が目立った。 ETRIは疾病の診断および予測、人工知能の主治医、健康管理関連AI特許出願を多数確保しており、人間の生物学的認知および身体能力の増強を目的とするヒューマン増強関連AI特許出願も活発であったと述べた。

メディア·ビデオオーディオ·コーディング分野も著しい増加傾向を見せた。 研究陣は、世界的なコンピュータービジョン関連学会であるCVPRの2020年AI映像圧縮大会(CLIC)に両チームが参加し、世界1、2位を席巻したことがある。

またETRIは政府出捐研究機関として公共及び産業分野におけるAI技術の成果拡散のための特許出願も活発に行った。 災害安全、犯罪予測、河川氾濫探知、緑藻予測、ゴミ投棄監視、税関な ど公共技術にAIを結びつけた特許を出願して確保した。

また、製造業、物流運送、農業、畜産業など様々な産業分野のAI活用技術関連特許出願も成長傾向を見せている。

ETRIは世界知的財産権機関(WIPO)が2019年に発表した報告書「人工知能技術動向」でもAI特許ファミリーの保有順位が研究機関の中で世界2位と分析されている。

ETRIパク·ジョンフン中小企業事業化本部長は「今年AI特許戦略を樹立してAI分野の技術競争力を確保しAI特許ポートフォリオの強化にさらに力を入れたい」と述べた。

一方、ETRIはAI核心専門人材も特許の主発明者と論文第一著者で644人を保有していると明らかにした。 院内AIアカデミー教育を通じて2023年までにAI専門研究者約1千人を別途養成するという計画だ。

*本件についてお問い合わせ事項がございましら、当ホームページの「お申込み/お問い合わせ」か下記の連絡先へご連絡お願いします。
部署名:SEOIL E&M 企画マーケティンググループ
TEL :+82)2-6204-2033
E-mail : pl@seoilenm.com