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KETI、欧州研究機関と物流ロボット用AIサービス技術の共同開発... AIアプリ配布及び管理支援プラットフォームとして

2021-03-16    hit . 60999


韓国電子技術研究院(KETI、院長=キム·ヨンサム)は16日、物流現場に適用できるスマート物流ロボット用自動経路修正AIサービスをスペイン企業やイタリア研究機関と共同開発したと発表した。


今回、KETIがスペインのRobotnik社、イタリアのFBK研究所と共同で開発した物流ロボット用自動経路修正サービスは、ロボットに事前に入力された移動経路上に障害物がある場合、障害物を認知し、必要に応じて経路を効率的に修正する機能を提供する。
このため、自動経路修正のためのAIの開発とともに、開発されたAIをクラウドとロボットを連携し、エッジコンピューティングプラットフォームを介して分散処理の形で実現する特徴を持つ。

近年の物流ロボットは、自走機能や複雑な物流倉庫内の作業環境(多数の作業者、自走する貨物の適地位置等)に能動的に対処し学習する機能が求められている。 このため、高性能処理装置、大容量メモリ等を装着する場合には、機器価格が値上がりするというデメリットがある。

その代案として、ロボットがセンサにより確保した利用情報をクラウドに伝送し、分析を専門とするクラウドにおいては、その結果データをロボットに再伝送する必要があるが、その場合はリアルタイム伝送遅延等の問題点がある。

KETIが共同開発したエッジコンピューティングプラットフォームは、物流ロボットとクラウドを連動させ、App配布·設置·制御·運用、データ分析学習に関するエッジクラウド作業分割や共同作業により、上記の物流ロボットの性能限界を補完するサービスを提供することができる。
開発を主導したKETI情報メディア研究センター(センター長パク·ソンジュ首席研究員)クム·スンウチーム長は”共同開発社であるスペインのRobotnik社はスマート物流ロボット製品にこのプラットフォームを試験適用し、これを通じて物流倉庫内の物流ロボット動線最適化及び運用コスト削減効果を期待している”とし”今後スマートオフィス、スマートファクトリーなどエッジAIが必要な多様な分野にも本技術を適用する予定”と述べた。

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