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SKハイニックス、LPDDR5モバイルDRAM量産へ 今後、人工知能など活用範囲を広げる

2021-03-09    hit . 61026


2021.03.08


超高画質映画10本、1秒で転送可能… 高画質なゲーミングと動画の超高速再生、最高仕様のスマートフォンに適用


ハイニックスは8日、業界最大容量の18GB(ギガバイト)LPDDR5モバイルDラムを量産すると発表した。 同製品は最高仕様のスマートフォンに搭載され、高解像度のゲームや動画再生に最適の環境をサポートする。
SKハイニックスは今後、超高性能カメラアプリや人工知能(AI)などの最新技術で、適用範囲は引き続き拡大するだろうと見込んだ。
SKハイニックス関係者は”16GB製品より容量が大きくなるにつれデータ一時保存空間が拡大され、処理速度と映像品質が大幅に改善される”と述べた。今回量産する製品は、従来のスマートフォンに搭載されたモバイルDラム(LPDDR5,5500Mbs)より約20%速くなった6400Mbsの速度で動作する。 6400Mbsは、FHD(Full-HD)級映画(5GB)10本を1秒で処理できる速度だ。
SKハイニックスはこの製品を通じて、スマートフォンメーカー各社が前世代より一層性能の優秀なスマートフォンを発売できるものと見込んでいる。
SKハイニックスはこの製品をグローバルIT企業ASUSで発売予定のゲーミングスマートフォン「ROG」(Republic of Gamers)5に供給し、量産を本格化する。
一方、市場調査機関であるオムディア(OMDIA)はLPDDR5Dラムの需要が現在、モバイルDラム全体市場の約10%を占めているが、先端機器の適用範囲がますます拡大するのに合わせて毎年需要が増え、23年には50%を超えるものと見込んでいる。

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